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濃いコールドブリューコーヒーを470ml作れるコーヒーメーカー
コールドブリューコーヒー(水出しコーヒー)は、ハリオの水出しコーヒーポットを使ったことがあるんですが、正直、なんか独特なクセというか香りというか、それが気になって好きになれず。定着しませんでした。
なので、たまにコールドブリューコーヒーを飲みたくなった時は、大きめのコップに20gの粉と200gの水を入れて軽くかき混ぜ、ラップをして冷蔵庫に入れて1晩置く。
あとは翌朝ドリップして飲むだけ。
これが本当に美味い。程よく角が取れたまろやかなコーヒーを楽しみたいならベストですね。
ただ、これだと大量に作れないので、良さそうなコールドブリューコーヒーメーカーがないかなと調べてて見つけたのが『OXO BREW コールドブリュー 濃縮コーヒーメーカー ブラック 11237500』です。
OXO BREW とは?
OXO(オクソー)とは1990年創業の、アメリカのニューヨークに拠点を置くキッチン用品、事務用品、家庭用品のメーカーです。
今回購入した『OXO BREW コールドブリュー 濃縮コーヒーメーカー』ってどういう製品なのか、簡単に知りたい方はこちらの公式動画をどうぞ。
約35秒の映像です。
▼ OXO Brew Compact Cold Brew Maker
簡単に大量の濃いコールドブリューコーヒーを作ることができます。便利そうですよね!
OXO BREW 製品紹介と特徴
OXO濃縮コーヒーメーカーのパッケージ。
説明書(日本語表記もあり)とコーヒーメーカー本体。
タンクにレインメーカーとフタ、ガラスカラフェとコルクキャップです。
タンクの底にはメッシュのフィルターがあります。
外側から見るとこんな感じ。底面にはバネがあって、ガラスカラフェに乗せるとバネが押されてコーヒーが注がれるようになってます。
ガラスカラフェの上にタンクを乗せて使います。
OXO濃縮コーヒーメーカーの特徴はこちら。
- 抽出した濃縮コーヒーをホットでもアイスでも楽しめるコーヒーメーカー
- レインメーカーに水を注げば複数の穴からコーヒー粉に満遍なく水が行き渡る
- ガラスカラフェにタンクを乗せれば自動的にコーヒーが注がれる
- 濃縮コーヒーは冷蔵庫で約2週間保存可能
- コーヒーの粉、水の量を調整してオリジナルのコーヒーを作れる
濃縮コーヒーで使う1杯分のコーヒー粉の量は?コスパは?
まずは、説明書に書いてあるおすすめレシピで作ってみました。
おすすめレシピはこちら。
- コーヒー粉:175g
- 水:700ml
- 出来上がり量:約470ml
これでかなり濃いコーヒーが作れます。
飲む時は、濃縮コーヒーの3倍の水またはミルクを加えて飲むとちょうどいい濃さになります。
なので、約470ml × 3倍 = 1,410mlのコーヒーができる計算です。
1杯分を150mlとすると、約9.4杯分。
粉は175g使ってるので、1杯分あたり18.6gのコーヒー粉を使った計算になります。
アイスコーヒーということを考えると、粉の量はちょうどいいか、ちょっと少ないぐらいです。
コスパはコーヒー豆の価格に応じて変動します。
コスパを1円でも安くしたければ、安い生豆を自宅で焙煎&挽くのが最強です。
焙煎するのが面倒なら、深入りのコーヒー豆を買って自宅でグラインダーで挽くか、大量のコーヒー豆を挽く手段(電動コーヒーミルなど)がなければ、中〜荒挽きのコーヒー粉を買うか、ですね。
OXO BREWで濃縮コーヒーを作ってみた
まずはコーヒー粉を175g挽きます。
うちの場合は、生豆を買って自宅で焙煎してます
ちなみに、屋内で焙煎するとすごい煙たくなるので、屋外でやることを激しくおすすめします。
ベランダにアウトドア用テーブル置いたらコーヒーの自家焙煎に最適だった!
ネクストGで4回に分けて荒挽きにします。
タンクに175gの荒挽きにしたコーヒー粉を入れます。
タンクの豆イラストのラインまで入りました。175gまでぐらいがマックスの量のようです。
レインメーカーの穴から満遍なく落ちるように700mlの水を注ぎます。
レインメーカーの上から注いだので、水が粉全体に行き渡りました。
レインメーカーの上からフタをしたら…
冷蔵庫に入れて約20時間ほどじっくり抽出します。
説明書によると、常温だと12〜24時間、冷蔵庫だと20〜24時間抽出する、と書いてあります。
タンクの高さは、写真の状態で17.5cmほどあります。冷蔵庫の棚の高さを調整すれば、ほとんどの冷蔵庫に収納できると思います。
20時間ほど放置したら…
ガラスカラフェの上に乗せると、抽出されたコーヒーが落ちてきます。
最初はさーっと落ちてきますが、豆の挽き具合のせいか(ネクストGの一番荒挽き)途中からポタポタと落ちるようになって、全部落ち切るまで20〜30分ぐらいかかりました。
どれが正解かはまだ分からないので、豆の挽き具合を調整して試行錯誤が必要かなと思います。
まぁ、全部落ち切るまで放置しておけばいいだけなので、そこまで気にはしてません。
逆に、落ちるのが遅いからといって上からコーヒーの粉を押し込んでしまうと、雑味やエグミなどが出てきちゃうので、そこは辛抱してじっくり待ちましょう。
全部で434gの濃縮コーヒーが出来上がりました!
出来上がったコールドブリューコーヒーの濃いやつ。
OXOのコールドブリューの味は?
このおすすめレシピで作った濃縮コーヒーは、普通のコールドブリューコーヒーメーカーで作ったものよりもとっても濃いです。
まるでエスプレッソみたい。175gという大量のコーヒー粉を700mlの水で抽出したので、当然といえば当然ですね。
ただ、濃縮コーヒーの方がより刺激が少なく優しい感じです。
僕の場合は1回分を50mlにして、そこに100mlの水またはミルクを入れて、あとは氷を入れて飲んでます。
コールドブリュー特有のまろやかさがたまらなく美味いです!
エスプレッソとはまた一味違って優しいコーヒーを楽しめます。
以前使ってたハリオの水出しコーヒーポッドは、ちょっと独特のクセというか香りがあったんですが、このOXOで作ったものには一切嫌な感じがありません。
この濃縮コーヒーは水やミルクでを割るからでしょうかね?
ミルクを入れる時は、グラニュー糖をスプーン1杯入れて飲むとこれまた美味い。
グラニュー糖って、冷たいものには溶けないと思ってたんですが、濃縮コーヒーを50gグラスに注いでグラニュー糖を入れ、スプーンでしばらくかき混ぜるとキレイに溶けます。
冬など気温が低い場合は溶けにくくはなると思うので、その場合はレンジで30秒ほど温めればすぐ溶けます。ついでにミルクも温めればホットカフェオレの出来上がり、ですね。
ただ、夏はアイスコーヒーで間違いないですね。ほんとスッキリしててまろやかで美味い。
エスプレッソマシンを使うようになってから、冷蔵庫の製氷機じゃなくて四角くて大きな製氷皿で氷を作るようになりました。
大きな氷だと溶けにくいので、低い温度を保ちつつ、コーヒーが薄くならないのはすごくいい発見でした。
まとめ 後片付けも簡単
大量のコーヒー粉のカスは乾燥させると消臭剤の代用になるようですが、うちの場合は庭に撒いて土の栄養にしてます。蚊除けにもなるかなと。
あとは庭の水道でじゃぶじゃぶ洗い流すだけ。
タンクもバラしてフィルターも簡単に洗えます。
OXOのコールドブリュー濃縮コーヒーメーカーを使ってみましたが、アイスコーヒーは夏だけでなく年中飲んでるので、コーヒーライフの必需品になりそうな予感。
一般的な水出しコーヒーポッドだと、ここまで濃いコーヒーにはならないので、こっちの方が楽しめるバリエーションが段違いに多いです。
- 水で割ってアイスコーヒーにする
- エスプレッソのようにグラニュー糖をスプーン1杯入れてレンジで温めて飲む
- スチームミルクを入れてカプチーノ
- グラニュー糖とミルクを入れてアイスカフェラテ
- バニラアイスにかけてアフォガード
ちょっと考えただけでもこれだけのレシピが浮かびます。今度は定着しそうです。
美味いコールドブリューを楽しみたいなら、確実におすすめできるアイテムです。
豆は挽いた直後が香りもあって美味しいんですが、面倒なのが嫌いな方はAmazonでコーヒー粉を買うのが一番手っ取り早いです。
一緒によく購入されてるのが、赤い袋が目印の澤井珈琲の水出し用の粉みたいなので、手っ取り早く試してみたい方は一緒にどうぞ。