コーノ(KONO)名門フィルター(コーヒードリッパー)のヒビがひどくなってきた これって初期不良じゃないの?

コーノ(KONO)名門フィルター(コーヒードリッパー)のヒビ

当サイトのリンクには一部プロモーションを含みますが、一切その影響は受けず、公正・中立な立場で制作しております。

あまり気分がいいものではないので書きたくなかったんですが、特に気に入って使ってるものなのでダメ出しもしっかりと書くことにします。
この写真、普段からむちゃくちゃ気に入って使ってる『コーノ名門フィルター(2人用) MDN-21』です。

豆から淹れるコーヒー初心者篇!挽いてドリップする11の必需品をレビュー

家で豆を挽いて飲むようになったコーヒー。

最初はドリッパーなんてどれも一緒だろと思ってました。ずーっとカリタの台形ドリッパーを使ってましたが、ある日、名門フィルターを使ってみたら味がガラッと変わって認識が変わりました

その名門フィルターにどんどんヒビが発生してきました。

KONO 名門フィルターの特徴

KONO 名門フィルターのここが好き
これが2017年12月に購入した当初のMDN-21。当然ながらヒビやクラックは一切なし。

名門フィルターは、内側のリブが短く、リブのない部分にペーパーが貼り付いて、コーヒー液のアクが下に落ちることがないので、雑味が混じらないという特徴があります。

コクはしっかり出ていて香りも良いし飲みごたえがあるのにしつこくない。入れる人の技量がそのまま味に出る道具なので、愛好家が多いドリッパーです。

溝が下の方だけなので、濃いコーヒーが飲みたいなら溝部分までお湯を注いでじっくりドリップ。逆に上部の縁ギリギリまでお湯を注いでドリップすればすっきりとしたコーヒーを楽しめる、というところが大好きです。

名門フィルターにはいくつか種類がありますが、1973年に最初に販売されたのが2人用のMD-21と4人用のMD-41。2010年に発売されたのが、MDよりさらに抽出効率を上げ、ある程度の技量で雑味なくクリアでしっかりとした味わいのコーヒーが楽しめるのが、今使ってるMDN-21です。

美味しいコーヒーが淹れられるのは文句ないんですが、どうしてもヒビ(クラック)が入りやすいんです。

名門フィルター MDN-21のヒビ(クラック)

MDN-21を使い出して1ヶ月ほど経った頃。円錐の部分にキラキラと光る小さなヒビが入り出しました。

どこかに打ちつけたとか、落下させたりなどは一切ないんですが、それから徐々にヒビが増えてきて、8ヶ月経過した現在ではこんな感じになってます。

ヒビが入った名門ドリッパー
円錐部分にまんべんなくヒビ(クラック)が入ってます。

上から見たヒビ
まだ最上部までは達してませんが、模様かと思うほど綺麗にヒビが入りました。

リブの部分までヒビが入ってきました
以前は円錐部分のみだったんですが、1ヶ月前ぐらいからリブの部分にまでヒビが入ってきました。

これって初期不良じゃないの?

名門ドリッパーの説明書
ヒビを見つけた当初、これは絶対に初期不良の品に遭遇してしまったと思ったので、説明書を読み返してみました。

ひびは問題ございません
すると、赤線部分に丁寧にヒビについての記載がありました。

「ひびが入っても外側が割れない限り、使用において特に問題はございません」

カリタやハリオの透明プラスチックのものも同じぐらい使ってますが、ここまでヒビが入ることがないので、てっきり初期不良だと思ってました。

最初からそういう仕様だったみたいです。

今後購入する方はご注意ください。

リブまで入ったヒビ
見た目は悪くなりましたが、これでもまだ普通に使えてます。でも、さすがにリブまでクラックが入ってきたからそろそろ限界か?

底面にはまだヒビはなし
底面にはまだヒビは入ってません。

ヒビの箇所を触っても特にざらついてるわけでもないので、これからもまだ使っていくつもり。

表面が割れたら買い換えっていうサインなんでしょうね。割れたらまたご報告します。

ヒビ(クラック)が入りにくいMDK-21

色々調べてみると、このMDN-21の後継機種『MDK-21(2人用)』が2015年から90周年記念モデルとして発売されてます。(4人用のMDK-41は2016年から発売)

名門フィルター MDK-21
MDN-21との違いは以下の3点。

  • 円錐の角度が大きい
  • リブの長さが短い
  • 穴が小さい
  • 耐久性がアップしヒビ(クラック)が入りにくい

穴が小さくなったのでじっくり抽出ができるようになり、誰でもしっかりコーヒーの風味を抽出できるようになりました。
さらに、環境ホルモンの出ない(ビスフェノールフリー)素材を採用し、安全性が高く、かつ、クラックの入りにく耐久性のあるフィルターになってます。

穴が小さくなったので自由度は多少落ちますが、雑味のない美味しいコーヒーが誰でも簡単に淹れられるのはうれしい。クラックも入りにくいのもなおうれしい。Amazonで購入可能です。

まとめ

色々調べてみましたが、MDNシリーズのユーザーさん達はこのヒビを経年劣化として割り切って使ってる方が多かったですね。

ヒビが入ったら買い替え時期ということらしいです。

もうちょっと使ってヒビがもっとひどくなったら、今度は色違いのブラックを買おうかなと思ってます。

強度が増したMDK-21もいいですが、穴が大きくてスッキリ飲みたいときにザーッと抽出できるMDN-21が個人的にはもう手放せない体になってます。

今度は最も美味しくコーヒーを淹れられるというネルドリップに挑戦してみようかな♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です