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コーヒーのオイルや微粉も残り、豊かなコクが味わえるアメリカンプレス
普段コーヒーを淹れるのはペーパードリップが多いですが、季節や気分によっていろいろ使い分けてます。
夏になって暑くなると濃いアイスコーヒーが飲みたくなるので、マキネッタでエスプレッソを作り、たっぷり氷を入れたタンブラーに注いでアイスコーヒーにしてます。
濃くて美味しいアイスコーヒーの作り方 挽きたての豆・マキネッタ・タンブラーがポイント!豆の通販サイト紹介も
また、オイルや微粉も含めコーヒーの深い味わいを楽しみたい時には、ボダムのフレンチプレスを使ってます。
ただ、このフレンチプレスの後片付けがちょっと面倒くさい。底に溜まった粉をスプーンでかき出してティッシュに包んで捨ててたんですが、この手間が面倒くさくなって、せっかくコーヒーは美味しいのにフレンチプレスでコーヒーを淹れることがほとんどなくなってました。
というわけで、フレンチプレスよりも後片付けが簡単だと噂の『アメリカンプレス』を買って使ってみました。
優れた耐衝撃性を持ったアメリカンプレス 写真レビュー
これがアメリカンプレスのパッケージ。ちょっと高いですが、箱もデザインもいい感じ。
アメリカンプレス本体と日本語の説明書。
アメリカンプレス本体はものすごく質感が高い。
容器とコーヒー粉を入れるポッドは、トライタンという飽和ポリエステルの素材が使われてます。
見た目はガラスのようにクリアで透明感があるのに、ガラスの半分の重さで、さらに優れた耐衝撃性を持っています。高いところから落としても、バットで打っても、車で踏んでも割れないぐらい強いんです。
本体サイズは 直径8.8 × 高さ21cm、重さは635g。
1回で約290mlのコーヒーを抽出することが可能です(355mlのお湯で淹れた場合)。
1杯分を約150mlとすれば、一度に2杯分を淹れることができます。
Maxまでお湯を入れれば、最大で約340〜350mlのコーヒーが淹れられます。
コーヒー粉を入れるポッド。
基本は「中挽き」以上です。
アメリカンプレスのフィルターは細かな目になっているため、細挽きのコーヒー豆だとフィルターに詰まりプレス時に大きな抵抗が掛かり、プランジャーを押し下げにくくなります。
大きな抵抗がある場合は、無理に押し下げずに、一旦3〜5cmほど上に引き上げると詰まりが取れてプレスし易くなります。
アメリカンプレスの淹れ方
まずは、ポッドの蓋を開けて中挽き以上のコーヒー粉入れます。写真は約20gの量です。
もうちょっと余裕があるので約25gぐらいまでなら入れることができます。
約355mlのお湯を入れます。
本体は二重構造になっているので、熱いお湯を入れて触っても熱くありません。
まずはポッドに入ったコーヒー粉が浸かるところまで下げて、コーヒー粉を蒸らします。
薄めでスッキリした味にしたければ30秒〜1分ほど。
コクのあるしっかりした味わいにしたければ、約1分30秒ほど蒸らします。
蒸らし終えたら、30秒〜1分かけてゆっくりプレスします。
あとはコップに注げば、美味しいコーヒーの出来上がり。
360ml入るデュラレックスのグラスにこれだけ入りました。
重さを測ったら290.5gでした。
2杯分にはちょうどいい量ですね。
今回は一度に注ぎましたが、半分ほど注いでまずはスッキリした味で楽しみ、その後、30分ぐらい放置すれば(30分ぐらいならまだ温かい)、より深みのあるコーヒーを楽しめます。
または、お湯を250ml、コーヒー粉を約15gで作れば、カップ1杯分(約180ml)のコーヒーを抽出することもできます。
あとは実際に作ってみて、自分の好みの味のコーヒーを作れるように調節してみてください。
後片付けがとても簡単
一番気になってたのが後片付け。
コーヒーを淹れた直後は、スチール製のロッド・注ぎ口・ポッドが熱くなってるので、1時間ぐらい放置して後片付けをします。
プランジャーを引き抜いてポッドを取り出してパカっとフタを開ければ、コーヒー粉のカスをポンとティッシュの上に捨てることができます。
これは便利ですね。
容器の中にも微粉などが残ってますが、ちょっと水ですすげばすぐにキレイになります。
分解洗浄もできる
容器のフタ以外は分解洗浄が可能です。
蓋の黒いゴムは外せませんが(容器と接触する下のゴムは外せます)…
ポッドのフィルターは上から指で押せば外れますし…
ここまで分解することができます。
特にポッドの中にはコーヒー粉の微粉などがこびりつくことがあるので、週に1回など使用頻度に応じて定期的に掃除するようにしてます。
細かいフィルター部分は、ペコペコしてますがそんな簡単に壊れるような作りにはなってないので、定期的に洗うだけで長く使えそうな作りです。
見た目もオシャレで衝撃耐性が抜群なアメリカンプレス。
お手入れや片付けも簡単で、ドリップコーヒーよりもオイルや微粉が出るのでより味わい深いコーヒーを楽しむことができます。
自分用はもちろん、オシャレなのでコーヒー好きな人へのプレゼントにもピッタリです。